ごあいさつ

開催要項

分科会紹介

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第34回 第二分科会

第二分科会  啓発 人権劇『共生』ほか


会場 京都会館第一ホール

○第1部  プレゼンテーション(これまでを振り返って・過去の人権劇紹介)

      報告者  部落解放研究東山実行委員会

今回の第二分科会では、内容を3部に分けて進めていきたいと考えております。

 第1部は、東三条の地元中学校、京都市立弥栄中学校の1年生が、昨年10月に文化祭で演じた人権劇『共生』をお送りいたします。一昨年まで部落解放研究東山実行委員会が人権劇を演じ、皆様とともに人権について考えてきましたが、今回は中学生が演じます人権劇を通して、同和問題・人権問題について考えを深めていきたいと思っております。

 部落解放研究東山実行委員会が演じてきました人権劇も、元を正せば弥栄中学校の生徒達が文化祭で取り組んできたものです。今回の劇は場面を中学校に移し、進行性筋ジストロフィーのクラスメイトを通して、それぞれの生徒が自分の思いをセリフにし、自分自身を語る劇となりました。生徒が「先生といっしょに自分を振り返り、生き方を見つめながら、自分たちで劇の台本を完成していく」といった、はじめての試みをご覧ください。

 また第2部では、弥栄中学校の森田校長先生をお迎えし、先生がこれまで歩んでこられた同和教育についてご講演をいただきます。森田先生はこれまで三十数年間、京都の教育のためにご尽力くださいました。特に弥栄中学校では、学校改革に全精力を注がれ、同和教育の実践をされてこられました。

 

 今回のご講演では、第1部に行います人権劇を受け、先生が自ら実践してこられた同和教育についてお話を伺います。この講演を通して皆様とともにこれからの同和教育・学校教育について考えられれば幸いです。

 最後に第3部では、ご講演いただいた森田校長先生を中心にパネルディスカッションを行います。森田先生がこれまで歩んでこられた道をパネリストとともに皆様と振り返り、今後の教育活動の指針にしていきたいと思っております。

 以上のように今回の第二分科会は、今までとは違った形で進めていきたいと考えております。会場で皆様のご意見、ご感想をいただければ幸いです。