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第54 回人権交流京都市研究集会

  2分科会

多文化共生と教育

  〜学びの保障について考える〜

                            会場 国際交流会館(研修室)  

           

 

パネルディスカッション 

 

パネリスト

 

   間野 郁夫(京都市立洛友中学校校長)

 

   川端 宏幸(自主夜間学校代表)

 

   朴  実(東九条CANフォーラム代表)

 

 

コーディネーター 

 

桜井克典(ひょうご夜間中学をひろげる会事務局長)

 

 

 

 

 

 

 

司会進行:李  大佑(向島秀蓮小中学校)

 

責任者 :土岐 文行(樫原中学校)

 

庶 務 :佐藤 高史(嘉楽中学校)

 

 

 第2分科会では「学びの保障について考える」と題してパネルディスカッションを実施。教育を受ける権利は生存権そのものであることを柱として、学びを必要とする人たちが輝ける社会の創造について意見を交わしました。
 京都市立洛友中学校校長の間野郁夫さんは、同校夜間部の歩みや現況を紹介。昼間部と夜間部、それぞれの良さを生かし、世代や国籍を超えてふれあい学びあう学校に、との願いを語りました。
 自主夜間学校「いいあす京都」代表の川端宏幸さんは、学校設立を報じたKBS京都のニュース映像を披露した上で、「公立夜間中学と補完し合いながら、学ぶ人が自分の可能性を追求できる場を創りあげていきたい」と開校を決意した胸の内を明らかにしました。
 東九条CANフォーラム代表の朴実さんは、在日コリアン一世の学びの場だった「九条オモニハッキョ」の歩みを振り返りました。また、幼いころ母親と区役所に行った時の思い出を「当時は、自分の名前を書けないお母さんが恥ずかしかった」と声を詰まらせながら語りました。
 コーディネーターを務めた「ひょうご夜間中学校をひろげる会」事務局長の桜井克典さんも、自身が取り組む姫路夜間中学校についての思いを語りました。
 元文部科学事務次官の前川喜平さんは、公立夜間学校の役割を代替し、生涯学習の場にもなり得る自主夜間学校の今後に期待を寄せ、さまざまな学びを必要とする人たち一人ひとりを大切にし、教育を保障することの重要性を力説しました。

 

 

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