人権交流京都市研究集会
人権交流京都市研究集会
9:30 - 12:00
・主催者挨拶・来賓挨拶・基調提案・集会宣言
・全体集会記念上映会:「部落ここに生きる」(53分)
1984年 監督 土方鉄/服部公男 企画・脚本 土方鉄
・講演:「部落差別解消法とこれからの展望」
(部落解放同盟中央本部書記長)
昨年、私たちの集会では、人間みな兄弟を上映し、それから50年後の現在について考えました。今回上映する、部落ここに生きるは、特措法が出来て15年、事業の進捗に連れて変化して行く部落の状況において、獲得して行くものと、失われて行くものとを、淡々と、縦横無尽に映し出します。土地にまつわる記憶と強制移住。共に味わってきた辛酸と、それ故にもたらされた紐帯。建設された改良住宅と鉄の扉。映画は問いかけます。これでいいのか? この先の部落をどうして行けばいいのか。
この映画から18年後、特措法は失効し、さらに14年後である昨年、新たに「部落差別の解消の推進に関する法律」が成立しました。法制定を踏まえ、西島藤彦部落解放同盟中央書記長にお話をいただきます。映画作成当時、部落の青年として活動していたご自身の思い出もふくめ、具体的なお話から、現在、そして未来への展望を共に考えていきたいと思います。
実行委員長 村井 一成
第48回人権交流京都市研究集会に御参集されました皆様におかれましては、日頃から、部落問題をはじめとした人権問題の解決に向け、積極的に地域や職場など、あらゆる場面で人権が尊重されるべく運動の推進にご尽力を頂き、心より敬意を表します。
さて、人権交流京都市研究集会は1970年当時に、部落解放京都市研究集会として産声をあげ、2008年から、その名称を現在の人権交流京都市研究集会へと変更し、部落問題はもとより、あらゆる人権問題の解決を目的に、より広範に人権について共に考える市民集会として強化・発展してきました。
また、私たちの取り組みの賜物として、昨年の12月に念願であった、「部落差別・解消推進法」が制定されました。
この法案は、「部落差別は、許されないものである」との認識を明確にし、「部落差別の解消を推進し、もって部落差別のない社会を実現しよう」という理念の下、「部落差別」という言葉が、初めて法律の名前として明記されたという、これまでにない大きな出来事でした。
まだ、罰則規定などが無い「理念法」で有りますが、これまでの私たちの取り組みの集大成で有るのには間違いないと思います。今後、実効性のある法にする為にも、これからの私たちの取り組みの真価が問われてくるところでもあります。
本集会は、様々な立場の多くの人たちが参画しています。集会・分科会・講演を通じ、それぞれの思いや意見を出し合う中で、互いが理解し、認め合ったうえで交流ができた時に、人と人との間にある「差別の壁」は低くなっていくものだと思います。
場合によっては、命まで脅かす差別。この差別を私たちは許すことなく、人権が等しく守られ、平和で安全な社会の実現をめざす取り組みを進めねばなりません。
今回も、長きに亘ってのこれまでの実績と成果をしっかりと受け継ぎ、多様化している人権問題の解決をめざして取り組んでおられる多くの方々と、「交流・相互理解・連帯」を更に深め、集会スローガンでもある、「めざそう!共生・協働の社会創造」の実現に向けた活発な議論をして頂くことをお願い申し上げ、第48回人権交流京都市研究集会実行委員会を代表しての御挨拶とさせて頂きます。
13:30 - 16:30
部落問題、多文化共生、教育や歴史など様々な現状や課題について語る分科会。講師の方と共に考えを深めていきます。
部落と人権
部落のまちづくり-人づくり 今
共生社会とまちづくり
人と人を結ぶまちづくりから多文化共生を考える
教育Ⅰ 人権確立をめざす教育創造
人権確立をめざす教育創造
教育Ⅱ 共に生きることをめざして
これからの人権教育の課題と展望を考える
部落の歴史
新たな視点での部落史